カテゴリ
  1. トップ
  2. 書籍
  3. 発酵食品と戦争
商品詳細画像

発酵食品と戦争

文春新書 1421
小泉武夫/著
著作者
小泉武夫/著
メーカー名/出版社名
文藝春秋
出版年月
2023年8月
ISBNコード
978-4-16-661421-9
(4-16-661421-5)
頁数・縦
249P 18cm
分類
新書・選書/教養 /文春新書
出荷の目安
5~10営業日前後で発送いたします。
お受け取りいただける日はお届けする国・量・時期により多少前後します。

価格¥1,050

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

一見、関りなど無いように思われる「戦争」と「発酵」。日本において太平洋戦争末期からの食糧欠乏を補った代用食のみならず、目下のロシアによるウクライナ侵攻により世界的な影響が出ている小麦やトウモロコシ、ひまわり油などの供給不足を発酵食品で補う事例など今日的な問題でもある。『発酵食品礼賛』をはじめ多くの著作で「発酵食品」「発酵作用」「発酵文化」を啓蒙、現在にいたるまでつづく発行ブームを巻き起こし、発酵学の第一人者にして発酵食品の開発もおこなっている著者。戦争末期に生まれて幼少期からいかに発酵食品によって総力戦下の国民全体が救われてきたかを実感する著者が、民間人の一日あたり摂取が1680カロリーという「飢餓水準」にまで落ち込んだ終戦前後の食糧欠乏期に日本人の食生活において発酵食品が果たした役割と、人々がそれに加えた創意工夫を中心にさまざまな事例を紹介する。また「戦争」を戦乱・合戦なども含めてより広く捉え、歴史上で発酵食品が果たした役割〜それは食糧としてのみならず武器・薬品などにもなった〜をも論じる。その生活全般に寄り添う幅広さからは、「発酵食品」の豊かさ、無駄の少ない生産性と耐乏を支える強靭さ、さらには「発酵作用」の持つ無限の可能性が感じられる。

  • ※商品代の他に送料がかかります。
    送料は商品代・送付先によって変わります。詳しくは書籍の料金についてのご案内をご確認ください。
  • ※現時点でお取り扱いがない場合でも、今後購入可能となる場合がございます。
  • ※送付先を追加・変更される場合はご購入前にマイページよりご登録をお願いいたします。
  • ※商品は予告なく取り扱い中止となる場合がございます。
  • ※ご注文商品が在庫切れなどの際はキャンセルのご連絡をさせていただく場合がございます。
common-popup-caution

common-popup-caution